別府の路地裏に潜む名湯「紙屋（かみや）温泉」

江戸時代から続く歴史

別府市千代町にある共同浴場「紙屋温泉」は、江戸時代から湧き出る温泉。明治41年発行の『豊後温泉誌』にも記録されており、100年以上の歴史を持つ。

路地裏情緒あふれる風情

車でもアクセスしやすいが、細い路地を通って訪れる人も多い。まさに路地裏情緒満点の風情が魅力。

無料の足湯と薬湯

建物の外には無料の足湯があり、その湧口から流れる温泉はそのまま飲むことも可能。薬師如来をお祀りする社に100円を奉納すれば、ペットボトルに入れて持ち帰ることもできる。

美肌効果と効能

炭酸水素塩泉と呼ばれる泉質で、ミネラルをたっぷり含む。胃腸や前立腺などの不調に効能があり、別名「美肌の湯」とも呼ばれる。

熱いお湯とマナー

別府の温泉らしく浴槽のお湯は熱めなので、熱いお湯が苦手な方は水が出る蛇口の近くに浸かるのがおすすめ。水を足したい時は周囲のお客さんに加水してもいいか聞いてみるのがマナー。

紙屋温泉は小さな共同浴場なので、シャンプーやドライヤーなどのアメニティを備えていません。
また髪の毛を洗いたい場合は入湯料とは別途料金がかかる点にも注意です。